お正月に多いおもちでのトラブルについて
2026/01/21
【お正月に多い】「おもち」で歯のトラブルが増えています!
こんにちは。
年末年始になると、おもち(餅)を食べる機会が増えますよね。
実はこの時期、歯科では
✅ 詰め物が取れた
✅ 被せ物(差し歯)が外れた
✅ 歯が欠けた・割れた
など、**“おもちが原因のトラブル”**で来院される方が増えます。
今回は、おもちと歯の関係について、患者さんにわかりやすくお伝えします。
■ なぜ「おもち」で歯が壊れやすいの?
おもちは、見た目よりも歯にとっては危険が多い食べ物です。
① くっつく(粘着力が強い)
詰め物や被せ物にくっつき、
引っ張られて取れてしまうことがあります。
② 伸びる
伸びることで、歯や被せ物に強い負担がかかります。
③ 冷えると硬くなる
焼いた餅も、少し冷えると硬くなり
**「ガリッ」**と噛んだ瞬間に歯が欠けることもあります。
■ よくある「おもちトラブル」
● 詰め物が取れる
特に、銀歯や白い詰め物(レジン)などが入っている方は要注意です。
● 被せ物(差し歯)が外れる
おもちが歯にくっついて、
被せ物ごと外れてしまうケースがよくあります。
● 歯が割れる(特に神経を取った歯)
一番注意してほしいのがこれです。
神経を取った歯は、痛みを感じにくくなっているため
知らないうちに負担がかかり、割れてしまうことがあります。
■ 入れ歯の方は特に注意!
入れ歯におもちがくっつくと…
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入れ歯が浮く
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バネが変形する
-
入れ歯が割れる
などのトラブルが起こることもあります。
無理に引っぱらず、少しずつ食べるようにしましょう。
■ 歯を守る!おもちの食べ方のコツ
おもちを食べるときは、次のポイントを意識してみてください。
✅ 小さく切って食べる
✅ 柔らかいうちに食べる(冷えた餅は避ける)
✅ 一気に強く噛まない
✅ 奥歯に不安がある方は、負担をかけない側で噛む
✅ 硬くなったおもちより、雑煮など柔らかい調理がおすすめ
■ もし詰め物が取れたら…どうしたらいい?
取れてしまった場合は、次のようにしてください。
✅ 取れた詰め物・被せ物は捨てないで保管
持って来ていただければ、状態によっては再装着できることもあります。
✅ 取れたまま放置しない
しみたり、むし歯が進んだり、噛み合わせがずれてしまう原因になります。
■ まとめ
おもちはとても美味しいですが、歯科的には
「詰め物が取れやすい」「歯が割れやすい」食べ物です。
年末年始も安心して食事を楽しむために、
ぜひ食べ方を工夫してみてくださいね。
歯や詰め物に違和感がある場合は、早めにご相談ください。

